[1] 「周知の数ヵ月」とは、ハッジ*の巡礼*月のこと(ムヤッサル31頁参照)。 [2] 怒りや、望ましくない行いへとつながるような「言い争い」のこと(前掲書、同頁参照)。
[1] つまり、商売すること。このアーヤ*は、巡礼*の時期に商売することを罪と見なしていた、ある種の人々に対して下ったとされる(アル=ブハーリー4519参照)。 [2] 「アラファート」あるいは「アラファ」とは、ズル=ヒッジャ月*九日にハッジ*を行う者たちが向かい、日没まで滞在するマッカ*近郊(きんこう)の台地のこと(ムヤッサル31頁参照)。 [3] 「聖標」とは、巡礼*者が日没後、「アラファ」を後にして向かう、ムズダリファの地のこと(前掲書、同頁参照)。彼らはそこで礼拝をして野営し、翌朝ファジュル*の礼拝後、空が白むまでアッラー*の唱念に努める(アッ=サァディー92頁参照)。
[1] ジャーヒリーヤ*時代、アラブ人たちはハッジ*を終えた後、自分たちの先祖の威光(いこう)を称え、誇(ほこ)り合ったとされる(アッ=タバリー2:1087‐1089参照)。