[1] ルート*の民は男色癖で知られていた。天使*たちは美しい容姿の人間の姿を借り、かつ芳(かぐわ)しい香りを漂わせていたため、ルート*は彼らに災難が起こることを恐れたのだという(アル=バガウィー2:458参照)。彼とその民の間に起こった話については、高壁章80-84、アル=ヒジュル章61-77、詩人たち章160-175、蟻章54-58、蜘蛛章28-35、月章33-40も参照。
[1] 預言者*は自分の共同体における、父親のような存在である。こうした理由から、その女性たちは「私の娘」と表現されたのだとされる(ムヤッサル230頁参照)。
[1] 町の名はサドーム(ソドム)である、と言われる。また町は一つだけではなく五つあり、その中でもサドームが最大の町であったとされる(イブン・カスィール4:340-341参照)。