[1] 原語では「ファーラ・アッ=タンヌール」。その他、「大地から水が噴出した」「朝が来た」などの解釈があるが、いずれにせよ、ヌーフ*の民を滅ぼす大洪水の予兆のこと(アル=クルトゥビー9:33-34参照)。 [2] ヌーフ*の家族でも、その妻と息子の一人は信仰しなかった。彼らは民と一緒に滅ぼされる、と予(あらかじ)め述べられていた(ムヤッサル226頁参照)。
[1] イブン・アティーヤ*によれば、「遠い場所」という表現には、「船から遠い」という物質的な遠さと、信仰者らの「宗教から遠い」という精神的な遠さ、二つの意味が含まれ得る(3:174参照)。
[1] この言葉の主は、アッラー*とされる(ムヤッサル226頁参照)。 [2] 「アル=ジューディー」は山の名前。イラク地方のモスル近郊にある山とか、シナイ山であるとかいう説がある(イブン・カスィール4:323-324参照)。