[1] この「あなた」については、雌牛章120の訳注を参照(ムヤッサル234頁参照)。 [2] この「取り分」の解釈には、「(現世での)糧」「懲罰」「善と悪にたいして約束された報い」といった諸説がある(アル=クルトゥビー9:103参照)。
[1] 「裁決を下される」については、ユーヌス*章19の訳注を参照。
[1] アッラー*の教えとその実践、そして人々をそこへと招くことにおいて確固としてあれ、という意味であるとされる(アル=バガウィー2:468参照)。
[1] 「昼の両端」には「ファジュル*と、ズフル*及びアスル*」「ファジュル*とマグリブ*」「ファジュル*とアスル*」などの諸説がある。「夜の一部」には「イシャーゥ*」「マグリブ*とイシャーゥ*」「マグリブ*とイシャーゥ*とファジュル*」といった諸説がある(アル=クルトゥビー9:109-110参照)。 [2] 礼拝は善行の中でも最たるものであるが、ここでの「善行」は全ての善行で、「悪行」は大罪*以外のものである、とされる(イブン・アティーヤ3:213参照)。
[1] 「善き名残を有した者たち」とは、アッラー*への従順さ、宗教性、知性、慧眼(けいがん)を備えた者のこととされる(アル=クルトゥビー9:113参照)。
[1] ここでの「不正*」は、シルク*と不信仰、「改善」は、人々がお互いの権利を守ることであるとされる。ある学者らはアーヤ*から、アッラー*は不信仰者*の社会でも社会不正を働かない限り、全滅はさせられないのだ、という理解を導き出している(アッ=ラーズィー6:410、アル=クルトゥビー9:114参照)。 [2] このアーヤ*は「不正*」の文法上の位置づけにより、別の解釈も可能。家畜章131の訳注参照。