[1] 彼らは実際に、信仰者として殉教(じゅんきょう)することになった。彼らは昼始めには魔術師であったが、昼の終わりには殉教者となっていた、と言われている(アッ=タバリー5:3597-3598参照)。
[1] 彼らにとって、エジプトの宗教を、アッラー*だけを崇拝*する宗教へと変えることは「腐敗*」以外の何ものでもなかった(ムヤッサル165頁参照)。 [2] 「神々」に関しては、雌牛章133の訳注を参照。 [3] フィルアウン*は、ムーサー*の誕生前にこれと同様のことをした(雌牛章49とその訳注を参照)が、その結果は彼の思惑とは逆のものとなった。そしてこの時も、イスラーイールの子ら*の抑圧という彼の意図とは裏腹に、彼とその軍勢の破滅という結果に終わる(イブン・カスィール3:460参照)。
[1] ムーサー*到来前と到来後にイスラーイールの子ら*が受けた「迫害」については、アーヤ*127とその訳注を参照(ムヤッサル165頁参照)。 [2] 「継承者」については、雌牛章30の訳注を参照。 [3] 彼らの土地を継承した後、彼らが感謝深い者たちとなるか、あるいは恩知らずの不信仰者*になるかをご覧になる、の意(ムヤッサル165頁参照)。