[1] アッラーの唯一性*と使徒*の真実性を証言する者たち、つまり全ての使徒が、彼らの遣(つか)わされた民にアッラー*の教えを伝えたということを証言する、ムスリム*たちのこと(ムヤッサル57頁参照)。雌牛章143「証人となる」の訳注も参照。
[1] この「彼ら」については、アーヤ*52「彼ら」の訳注を参照。 [2] この「アッラー*の策謀」とは、イーサー*の殺害を企(たくら)んだユダヤ教徒*らの策謀に対し、アッラー*がある男にイーサー*の容貌(ようぼう)を与えられたこと。その結果、彼らはその者をイーサー*と思い込んで捕まえ、磔(はりつけ)にした(ムヤッサル57頁参照)。婦人章157とその訳注も参照。彼らへの罰が、彼らの罪(策謀)の名で表現されていることについては、雌牛章15の訳注を参照。
[1] イーサー*は死ぬことなく、アッラー*の御許(みもと)へと召された(前掲書、同頁参照)。婦人章157‐159とその訳注も参照。
[1] アッラー*が預言者*に啓示した、イーサー*にまつわるこれらの真実のこと(ムヤッサル57頁)。 [2] この「御徴」とは、ムハンマド*の預言者*性が真実であるという証拠。というのもここで語られた知識は啓典を読んだことがある者か、啓示の主にしか分からないことだが、彼は文盲(もんもう)だったからである(アル=バガウィー1:449参照)。
[1] イーサー*が父親なしに創造されたことを彼の神性の根拠とすることは、誤りである。アーダム*は父親どころか、母親もなしに創造されたのであり、彼がアッラー*のしもべの一人に過ぎないことは、異論の余地のないことなのだから(ムヤッサル57頁参照)。 [2] アーダム*が「土」から創造されたことについては、アル=ヒジュル章26の訳注を参照。
[1] 「アッラー*の呪い」については、雌牛章88の訳注参照。 [2] 預言者*は、キリスト教徒*の派遣団(スーラ*冒頭の訳注を参照)にこうすることを提示したが、彼らはそれを拒否した(アル=ブハーリー4380参照)。もしそうしたら、自分たちと自分たちにとって最愛の人々に「呪い」が返って来ることを、知っていたからである(アッ=サァディー133頁参照)。