[1] この「御徴」は、クルアーン*のアーヤ*、あるいはアッラーの唯一性*を示す証拠のこと(アル=クルトゥビー4:23参照)。
[1] この「御徴」は、アッラー*がイスラーム*を威光(いこう)高きものとされ、その使徒*を援助され、その敵は敗北することになるという教示と証拠のこと(アル=カースィミー4:802参照)。 [2] このアーヤ*の解釈には、以下のような説がある:①信仰者たちにとって、不信仰者*たちが、自分たちの倍に見えた。そもそも不信仰者*たちの数は信仰者たちの三倍だったが、それより少なく見えることで、信仰者たちを戦闘へと鼓舞(こぶ)する結果となった(戦利品*章44も参照)。②不信仰者*たちにとって、信仰者たちが、信仰者たちの本来の数の倍に見えた。③不信仰者*たちにとって、信仰者たちが、自分たちの数の倍に見えた(イブン・ジュザイ1:137‐138参照)。
[1] 「美しい馬」には外にも、「放し飼いにされた馬」とか、斑点(はんてん)や色、あるいは烙印(らくいん)などの「印によって特徴づけられた馬」、といった解釈もあり(アル=バガウィー1:417‐418参照)。
[1] 「純潔な妻」に関しては、雌牛章25の訳注参照。