[1] この「善事」については、イムラーン家章104の同語についての訳注を参照。
[1] 原語では文字通り「女性(イーナス)である。当時のマッカ*の不信仰者*たちが崇拝*していた偶像には、専(もっぱ)らアッ=ラートとかアル=ウッザーなどという女性系の名称が付けられていたため、彼らの偶像がここで「女性」と描写されたのだと言われる(アッ=タバリー3:2541‐2543参照)。星章19-23とその訳注も参照。
[1] 「アッラー*の呪い」については、雌牛章88の訳注参照。また、この話の背景にあることに関しては、雌牛章34-39、高壁章11-25、アル=ヒジュル章28‐42、夜の旅章61‐65、洞窟章50、ター・ハー章116‐123、サード章71‐83とその訳注も参照。 [2] 「一定の取り分」とは、シャイターン*に従って迷わされる者たちのこと(ムヤッサル97頁参照)。
[1] 「家畜の耳の切断」はイスラーム*以前の不信仰的習慣で、バヒーラ(食卓章103参照)と呼ばれるラクダの目印のためと言われる。(アッ=タバリー4:2544参照)。また「アッラー*の創造の変更」はアッラー*の宗教そのものの改変を始め、刺青や美容整形など、宗教において禁じられている創造上の改変なども含まれるという(前掲書、4:2545-2549参照)。