[1] これは「恐れの礼拝」と呼ばれる礼拝。アーヤ*の中ではそのやり方の詳細には触れられていないが、伝承によって、数多くの形式が伝えられている(アブー・ハイヤーン3:276-277参照)。 [2] 最初の集団は、最初の一ラクアだけ先導者と共に行い、二ラクア目は自分たちで行う。先導者の二ラクア目には別の集団がやって来て、先導者と共に礼拝し(彼らにとっては一ラクア目)、先導者が二ラクア目を終えた後には、もう一ラクア(彼らにとっての二ラクア目)行う(ムヤッサル95頁参照)。
[1] 来世での褒美や、勝利、アッラーからのご援助のこと(ムヤッサル95頁参照)。
[1] この一連のアーヤ*が下った背景を示す伝承の大筋は、以下のようなものである:あるムスリム*が他人の鎧(よろい)を不当に入手し、彼とその部族が共同してその罪をある者(一説にはユダヤ教徒*)に擦(なす)り付けようとした。預言者*ムハンマド*はそれを一旦信じかけたが、その折にこれらのアーヤ*が下り、真相が明らかになった(アッ=ティルミズィー3036、アッタバリー3:2522‐2528参照)。