[1] アッラー*は夜(眠っている時に)、人の魂をお召しになるが、それはちょうど死の際に魂が召されるのと似ている。また眠りから目覚めた時、かれはその魂をその身体へと戻されるが、それは死後に生命が与えられることを彷彿(ほうふつ)とさせる。そして同様にアッラー*は、死後の復活がお出来なのだ(ムヤッサル135頁参照)。また、集団章42も参照。
[1] この「記者たち」とは、昼夜交代で人間の行いを監視し、記録する天使*たちのこと(アッ=タバリー4:3203参照)。雷鳴章11「交代番」の訳注も参照。 [2] この「使いたち」は、死の天使*たちのことを指す(ムヤッサル135頁参照)。
[1] 「陸と海の闇」とは、そこでの困難や恐怖のこと。陸や海の旅行中、道に迷って死の恐怖に陥った時、彼らはアッラー*だけに祈ったものであった(アル=バガウィー2:130参照)。
[1] 「頭上から」の懲罰とは、石が降ってきたり、大雨による洪水などのこと「足元から」の懲罰とは、自身や地割れなどのことである、とされる(ムヤッサル135頁参照)。
[1] アッ=サァディー*は、このアーヤ*が示す内容に含まれるものとして、本人にそれを正す力がない限り「偽(いつわ)りを語る者」「非合法な物事を語ったり行ったりする者」との同席や、あらゆる悪事の場に立ち会うことの禁止も挙げている(260頁参照)。