[1] ここからアーヤ*78までのイブラーヒーム*の語りは、天体を拝していた自分の民に対し、彼らの宗教の間違いと、アッラーの唯一性*を証明するための議論として彼が用いた手法であり、彼自身の信仰が誤っていたわけではない(ムヤッサル137頁参照)。
[1] 頻出名・用語解説の「創成者*」も参照。 [2]「我が顔を純正に向ける」とは、自分の崇拝*行為をアッラー*のみに向ける、ということ。「顔」という語が用いられているのは、それが人間において最も特徴ある部位であるためとされる(アル=クルトゥビー7:28参照)。「純正」については雌牛章135の訳注を参照。
[1] つまりアッラー*だけを崇拝*する徒と、シルク*の徒のこと(ムヤッサル137頁参照)。