[1] 「命の代償」に関しては、雌牛章178-179の「キサース刑」のくだりを、また刑罰の対象となる「地上で腐敗*をもたらすこと」の具体的内容については、アーヤ*33を参照。 [2] 殺してはならない命を奪う者にとって、殺す相手に違いはなく、ただ自分の悪の欲望に従って、殺したい者を殺すに過ぎない。その意味で、彼は全人類を殺すのに等しい(アッ=サァディー229頁参照)。 [3] たとえ殺したい相手がいても、アッラー*への恐れゆえに思いとどまり、彼を生かしておく者は、全人類の生命を生かしておくものに等しい。というのも彼はアッラー*への恐れゆえ、殺害を禁じられている、いかなる生命もうばったりはしないからである(前掲書、同頁参照)。 [4] この「明証」は、使徒*たちの教えの正しさを示す、様々な証拠のこと(ムヤッサル113頁参照)。
[1] アッラー*に対して宣戦し、その敵意を露(あら)わにし、アッラー*とその使徒*の法に逆らう者たちや、強盗・殺人などで治安を乱す者たちのこと(ムヤッサル113頁参照)。 [2] 右手と左足のこと。もし再犯であれば、その時は左手と右足(前掲書、同頁参照)。 [3] 追放された先の土地で、悔悟するまで拘束される(前掲書、同頁参照)。