[1] 預言者*の妻たちと、それ以外のムスリム*の成人*・自由民女性のこと(アッ=シャウカーニー4:394参照)。アーヤ*59も参照。 [2] ムスリム*の成人*・自由民女性が身を覆うべきとされる相手については、御光章31とその訳注により詳しく描写されている。また体のどこを覆うべきかについては、同アーヤ*の訳注、および頻出名・用語解説の「アウラ*」を参照。
[1] アッラー*が預言者*のために「念じる」とは、かれのお傍(そば)に控えている天使*たちのもとで、彼を讃美(さんび)すること。天使*たちが彼のために「念じる」とは、彼を讃美し、彼のために祈願することとされる(ムヤッサル426頁参照)。 [2] ムスリム*が預言者*のために「念じる」形式には、様々なものがある。その内の代表的なものとして、アル=ブハーリー4797に収録されたものを参照(前掲書、同頁参照)。また、「平安を祈る」については、家畜章54の訳注を参照。
[1] 「アッラー*を害する」とは、不信仰、シルク*、かれに対して相応しくない言葉(前掲書、同頁参照)。「アッラー*の使徒*への害」は、彼を害する全ての言行(アル=クルトゥビー14:237-238参照)。 [2] 「アッラー*の呪い」については、雌牛章88の訳注を参照。
[1] この「外衣(ジルバーブ)」は、御光章31にある「スカーフ」よりも大きく、全身を包むもの(アル=クルトゥビー14:243参照)。 [2] 慎(つつし)み深さと、保身を認識されるということ(ムヤッサル426頁参照)。あるいは、奴隷*女性やふしだらな女性ではなく、自由民女性と認識されること。一説に、マディーナ*の夜には放逸な者たちが出現し、用事のために外出した奴隷*女性らを害することがあった。しかし外衣をまとった女性は自由民と認識され、害されることはなかったのだという(イブン・カスィール6:482参照)。