[1] これは、自らを差し出した女性や、共に過ごす時間を妻たちの間で配分すること(婦人章128とその訳注も参照。)に関することとされる。一部の学者は、妻たちへの時間の平等な配分は、預言者*にとっての義務ではなかったが、それでも彼は時間を平等に振り分けていた、とする(イブン・カスィール6:446参照)。 [2] 「それ」とは、その選択のこと(ムヤッサル425頁参照) 。または、自分にとっては義務ではないにも関わらず、預言者*が妻たちに平等に時間を割(さ)いていたこと(イブン・カスィール6:446参照)。 [3] この「喜び」については、マルヤム*章26の訳注も参照。
[1] 一説にこのアーヤ*は、ヒジュラ歴*5年暮れの、預言者*とザイナブ・ビント・ジャハシュの婚宴(こんえん)の食事で起きたことに関して下った(イブン・カスィール6:451参照)。 [2] アーヤ*6にもある通り、彼女らは信仰者たちの母であり(ムヤッサル425頁参照) 、現世と来世における預言者*ムハンマド*の妻なのである(アッ=サァディー670頁参照)。 [3] この上ない罪、ということ(ムヤッサル425頁参照) 。