[1] 一説には、天使*たちが彼らに対する嘲笑(ちょうしょう)的意味合いから、「(信仰に対する)高慢さの原因であった、あなた方の豊かな恩恵のもとに戻れ。あなた方が有していた現世的恩恵から、ねだられるだろう」と言う(アル=クルトゥビー11:275参照)。
[1] これはイーサー*とその母マルヤム*を神とした、キリスト教徒*らに対する言葉とされる。つまり、子供や妻は自分の種族から得るものであり、アッラー*が人間を子供や妻にすることはあり得ない、ということ(アル=バガウィー3:285参照)。集団章4も参照。
[1] もし、この世に複数の全能神があれば、それらの意向は衝突し合い、秩序は乱れてしまう。一方の意向のみが存在することは、他方の不能性を示し、またそれらの意図が全ての物事において一致することは、あり得ない(アッ=サァディー521頁参照)。 信仰者たち章91も参照。 [2] 「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。
[1] 一番目の「教訓」はクルアーン*、二番目のはそれ以前の啓典のこと(ムヤッサル323頁参照)。