[1] 「碑文(ラキーム)は一説に「洞窟の人々」の名だけでなく、彼らについての話を書き留めた碑文のこと。ほかにも、「彼らの名前や宗教などが記録された書」「彼らが逃げた町の名」「谷の名」「洞窟の上にあった岩の名」「彼らの犬」といった複数の解釈がある(アル=クルトゥビー10:356-358参照)。
[2]人々が洞窟の人々の話を驚いたとしても、天地をお創りになり、それを飾り付けられた後に砂とされるお方の力を考えてみれば、驚くべきことなどではない(アッ=シャンキーティー3:205参照)。
[1] 彼らはイーサー*の宗教に従ったローマ人とも、あるいはイーサー*以前の時代の人々だとも言われる(アル=クルトゥビー10:359参照)。 [2] 彼らは、自分たちが堅固であり、悪から守られるための「ご慈悲」と、迷うことなく、アッラー*のご満悦に適(かな)う行いへと導いてくれる「正しさ」を祈ったのである(ムヤッサル294頁参照)。
[1] 「心を繋ぎとめる」という表現については、戦利品*章11の訳注を参照。 [2] 「神」に関しては、雌牛章133の訳注を参照。 [3] つまり、アッラー*には同位者がいるという主張のこと(ムヤッサル294頁参照)。
[1] 「神々」については、雌牛章133の訳注を参照。