[1] 同じ出来事の描写として、雌牛章63、93も参照。 [2] 「われら*があなたに授けたものを、真摯に受け取る」については雌牛章63の訳注を参照。
[1] このアーヤ*の意味については、よく知られた二つの解釈がある:①アーダム*の子らの後背部からその子孫を取り出す」というのは、人類を世代から世代へと出現させることで、「アッラー*こそが主*であるという証言」とは、彼らがそのことを示す根拠を提示されて、それを認めること。②アッラー*は文字通り、アーダム*の後背部からその全ての子孫を粒子の形でお出しになり、かれが彼らにとっての主であるとの証言をさせられた。しかしその後、各人はその約束を忘れて生まれてくるため、それを想起させるべく使徒*たちが遭わされるのである、というもの(アッ=シャンキーティー2:42-43参照)。
[1] これは、アッラー*の御徴について真実の知識を授けられたものの、その知識が高徳と善行を命じ、高い地位を約束しているにも関わらず、啓典とそれが命じる高徳を放棄し、最も卑(いや)しい位階に成り下がった者のたとえ(アッ=サァディー308頁参照)。
[1] これは、イスラーム*を熱心に勧(すす)めても、または放ったらかしにしても、結局は不信仰であり続ける者のたとえ(ムヤッサル173頁参照)。