[1] 「言伝」とは、人々をアッラー*への教えへと招く、使徒*としての使命。「言葉」とは、アッラー*が直接彼に語りかけられたという特別な栄誉のこと(ムヤッサル168頁参照)。 [2] アッラー*のご命じになったことと、禁じられたこと(前掲書、同頁参照)。
[1] つまり、法規定・義務・物語・信仰教義・不可視の世界*の情報など網羅(もうら)した、トーラー*のこと(前掲書、同頁参照)。 [2] 「真摯に受け取る」については、雌牛章63の訳注を参照。 [3] つまり、その命令を実行し、禁令を避(さ)け、たとえと訓戒を熟慮(じゅくりょ)すること。あるいは、「最善のもの」とは義務と任意の服従行為で、その他の合法な物事が「それ以下のもの」(アル=クルトゥビー7:282参照)。 [4] 来世において、彼らの内の、あるいは彼ら以外のシルク*の徒の行き先である地獄をお見せになる、ということ(ムヤッサル168頁参照)。ほかにも、「エジプト」「シャーム地方(現在のシリア、パレスチナ周辺地域)」といった解釈などもある(アル=クルトゥビー7:282参照)。
[1] この「御徴」とは、アッラー*の偉大さとその法規定を示す証拠のこと(ムヤッサル168頁参照)。
[1] この時の状況については、ター・ハー章83-98に、より詳細に描写されている。
[1] この「後悔した」は、直訳的には「自分たちの手の中に落とされた」という表現。後悔する者が、苦悩ゆえに自分の手に口をつけて噛(か)む様子が、その意味の由来とされる(アッ=シャウカーニー2:352参照)。 [2] これはムーサー*がアッラー*との語らいを終え、シナイ山を降りて民のもとに帰ってきた後のことである(アッ=タバリー5:3638-3639、ムヤッサル168頁参照)。