[1] それまでにも偽信者*たちは、ウフドの戦い*や部族連合の戦い*などで、預言者*がもたらした教えを滅ぼそうと、策略を練ってきたものだった(前掲書195頁参照)。 [2] 「真理」とはアッラー*からの勝利で、かれの「物事」とは、イスラーム*のこととされる(アッ=タバリー5:4010参照)。
[1] このアーヤ*は、自分は女性に目がなく、ローマ人女性を見たらその虜(とりこ)になってしまうのを恐れる、と嘘の言い訳をし、タブークの戦い*に出征しなかった者に関して下ったとされる(アッ=タバリー5:4012参照)。
[1] 「大事を取っておいて」とは、ムスリム*軍の敗北と苦難を予期して、タブークに出征しなかったことを指す(ムヤッサル195頁参照)。
[1] 「二つの善きこと」とは、①敵への勝利と、現世と来世における褒美、②殉教(じゅんきょう)と、その偉大なる地位のこと(アッ=サァディー339頁参照)。