[1] カァブ・ブン・マーリク、ヒラール・ブン・ウマイヤ、ムラーラ・ブン・アッ=ラビーゥの三人のこと。ムスリム*軍がタブークから凱旋(がいせん)した後、出征の命令に応じなかった多くの者は言い訳をし、その言い訳が真実であると誓った(アーヤ*94以降を参照)。だがこの三人は嘘の言い訳をすることを拒んだので、彼らの処分についてのアッラー*のご命令が下るまで、ムスリム*たちから村八分にされることになった。彼らの悔悟が受け入れられたとの啓示が下ったのは、村八分が始まってから五十日目の夜明けのことだった(アル=ブハーリー4418参照)。 [2] この表現については、アーヤ*25の訳注を参照。
[1] 預言者*が大変な目にあっているのに、自分たちは楽をしていてはならない、ということ(ムヤッサル206頁参照)。 [2] 「善を尽くす者」については、蜜蜂章128の訳注を参照。
[1] つまりクルアーン、スンナ、義務行為、法規定などを学び、遠征軍が戻って来たら、彼らの不在中に啓示されたものを伝えること。尚、「宗教において理解を深め」る者たちが、「出征した人々」であり、「警告」される側が、「出征せずに留まる者たち」という説など、他の解釈の仕方もある(アル=バガウィー2:403-404参照)。