[1] アッラー*とその使徒*への信仰を早くから受け入れた者たちの内、自分たちの民や家族を離れて移住*したムハージルーン*と、不信仰者*に対して彼らを援助したアンサール*のこと(ムヤッサル203頁参照)。 [2] アッラー*のご満悦を求めて、信仰と言行において善をつくし、彼ら先人たちの道に続く者たちのこと(ムヤッサル203頁参照)。蜜蜂章128の訳注も参照。 [3] このアーヤ*にもあるように、教友*たちへの敬意は信仰の基本の一つである(前掲書、同頁参照)。
[1] この「二度の懲罰」の一つ目は、殺害、拘束、彼らの秘密の暴露(ばくろ)など現世におけるもので、二つ目は死後、墓の中での懲罰(信仰者たち章100「障壁」の訳注も参照)のことであるとされる(前掲書、同頁参照)。
[1] 一説にこのアーヤ*は、タブークの戦い*に出征せずに居残ったが、預言者*たちがマディーナ*に帰還した際に自分たちをマスジド*の柱にくくりつけ、預言者*が赦してくれるまではそのままでいる、と誓った者たちについて下った。同様にどんなに罪深い者でも、悔悟する信仰者は赦される(イブン・カスィール4:206参照)。 [2] この「正しい行い*」は、悔悟、後悔、罪の認識などのこと。「悪い行い」は使徒*の命令に背いて出征しなかったことを始めとした、その外全ての悪行(ムヤッサル203頁参照)。
[1] この「彼ら」とは、アーヤ*102の「別の者たち」のこと(前掲書、同頁参照)。 [2] 彼らの善き品性と正しい行い*を育み、その現世と来世における褒美を上乗せし、その財産を増やしてやる(頻出名・用語解説「浄財*」も参照)、ということ(アッ=サァディー350頁参照)。
[1] 「現象界」については、家畜章73の訳注を参照。
[1] これはアーヤ*102で言及されている者たちとは別で、アーヤ*118の訳注に言及されている三人のことである、とされる(ムヤッサル203頁参照)。