[1] 啓示に疑念を抱くことなく、それでもって人々にアッラー*の御言葉を伝達するという偉大な義務を果たすこと、及びその過程で遭遇する様々な苦難において、挫(くじ)けたりしてはならない、ということ(アッ=タバリー5:3435-3436参照)。
[1] つまり人間であれジン*であれ、アッラー*以外の何かを自分の盟友とし、偶像(ぐうぞう)崇拝や私欲や宗教における改変に走ってはならない、ということ(アル=カースィミー7:2610参照)。
[1] そもそもアッラー*は人々の行いを含め、全ての出来事について、それが存在する前からご存知であり、それが存在した後にお忘れになることもない。アッラー*は「守られし碑板*」も「現世での行いの帳簿」も、そもそも必要とはされないが、ただそれは創造物に対して議論の余地がなくなるようにするためなのである。アッラー*が復活の日*にあえて秤を提示されるのも同様で、それは天国の徒であれ、地獄の徒であれ、創造物に対する証明とするためのものに過ぎない(アッ=タバリー5:3445参照)。
[1] ここでの「サジダ*」に関しては、雌牛章34の訳注を参照。 [2] この出来事の詳細に関しては、雌牛章34-39、アル=ヒジュル章28-42、夜の旅章61-65、ター・ハー章116-123、サード章71-83も参照。