Translation of the Meanings of the Noble Qur'an - Japanese translation - Saeed Sato

Page Number:close

external-link copy
68 : 7

أُبَلِّغُكُمۡ رِسَٰلَٰتِ رَبِّي وَأَنَا۠ لَكُمۡ نَاصِحٌ أَمِينٌ

私は我が主*のお言伝をあなた方に伝える。私は、あなた方への誠実なる忠告者なのだ。 info
التفاسير:

external-link copy
69 : 7

أَوَعَجِبۡتُمۡ أَن جَآءَكُمۡ ذِكۡرٞ مِّن رَّبِّكُمۡ عَلَىٰ رَجُلٖ مِّنكُمۡ لِيُنذِرَكُمۡۚ وَٱذۡكُرُوٓاْ إِذۡ جَعَلَكُمۡ خُلَفَآءَ مِنۢ بَعۡدِ قَوۡمِ نُوحٖ وَزَادَكُمۡ فِي ٱلۡخَلۡقِ بَصۜۡطَةٗۖ فَٱذۡكُرُوٓاْ ءَالَآءَ ٱللَّهِ لَعَلَّكُمۡ تُفۡلِحُونَ

一体あなた方は、あなた方の主*からの教訓が、あなた方に(アッラー*の懲罰を)警告すべく、自分たちの内の一人の男に到来したことを驚いているのか?かれ(アッラー*)があなた方をヌーフ*の民の後の継承者とされ、あなた方の肉体に強大さを上乗せされたことを、思い起こすがよい。ならば、あなた方が成功するよう、アッラー*の恩徳を思い出すのだ」。 info
التفاسير:

external-link copy
70 : 7

قَالُوٓاْ أَجِئۡتَنَا لِنَعۡبُدَ ٱللَّهَ وَحۡدَهُۥ وَنَذَرَ مَا كَانَ يَعۡبُدُ ءَابَآؤُنَا فَأۡتِنَا بِمَا تَعِدُنَآ إِن كُنتَ مِنَ ٱلصَّٰدِقِينَ

彼らは言った。「(フード*よ、)あなたは、私たちにアッラー*だけを崇拝*させ、私たちのご先祖様が崇めていたものを捨て去らせるためにやって来たのか?ならば、あなたが私たちに約束するもの[1]を、私たちにもたらしてみよ。もしあなたが、正直者の類いであるというならば(、だが)」。 info

[1] 懲罰のこと(ムヤッサル159頁参照)。

التفاسير:

external-link copy
71 : 7

قَالَ قَدۡ وَقَعَ عَلَيۡكُم مِّن رَّبِّكُمۡ رِجۡسٞ وَغَضَبٌۖ أَتُجَٰدِلُونَنِي فِيٓ أَسۡمَآءٖ سَمَّيۡتُمُوهَآ أَنتُمۡ وَءَابَآؤُكُم مَّا نَزَّلَ ٱللَّهُ بِهَا مِن سُلۡطَٰنٖۚ فَٱنتَظِرُوٓاْ إِنِّي مَعَكُم مِّنَ ٱلۡمُنتَظِرِينَ

彼(フード*)は言った。「あなた方の主*からの穢れ[1]とお怒りは、あなた方に対して既に下っている。一体あなた方は、自分たちと自分たちの先祖が名付けた名前[2]において、私と議論すると言うのか?アッラー*はそれら(の崇拝*)に、いかなる(正当な)根拠も下されなかったのだ。ならば、あなた方は(自分たちに懲罰が下るのを)待つがよい。実に私も、あなた方と共に(それを)待つ者の一人となるから」。 info

[1] この「穢れ」とは、懲罰のこととされる(前掲書、同頁参照)。 [2] いかなる神性も有していないのに、彼らが神と名付けていた偶像のこと(アッ=サァディー294頁参照)。

التفاسير:

external-link copy
72 : 7

فَأَنجَيۡنَٰهُ وَٱلَّذِينَ مَعَهُۥ بِرَحۡمَةٖ مِّنَّا وَقَطَعۡنَا دَابِرَ ٱلَّذِينَ كَذَّبُواْ بِـَٔايَٰتِنَاۖ وَمَا كَانُواْ مُؤۡمِنِينَ

こうしてわれら*は、われら*の御許からの慈悲により、彼と彼と共にあった者たちを救い、われら*の御徴を嘘とし、信仰者ではなかった者たちを一人残さず根こそぎにした。 info
التفاسير:

external-link copy
73 : 7

وَإِلَىٰ ثَمُودَ أَخَاهُمۡ صَٰلِحٗاۚ قَالَ يَٰقَوۡمِ ٱعۡبُدُواْ ٱللَّهَ مَا لَكُم مِّنۡ إِلَٰهٍ غَيۡرُهُۥۖ قَدۡ جَآءَتۡكُم بَيِّنَةٞ مِّن رَّبِّكُمۡۖ هَٰذِهِۦ نَاقَةُ ٱللَّهِ لَكُمۡ ءَايَةٗۖ فَذَرُوهَا تَأۡكُلۡ فِيٓ أَرۡضِ ٱللَّهِۖ وَلَا تَمَسُّوهَا بِسُوٓءٖ فَيَأۡخُذَكُمۡ عَذَابٌ أَلِيمٞ

またサムード*には、その同胞サーリフ*を(遣わした)[1]。彼は言った。「我が民よ、アッラー*(のみ)を崇拝*するのだ。あなた方にはかれの外に、崇拝*すべきものなどない。あなた方の主*からの明証[2]は、確かにあなた方のもとにやって来たのだ。これはあなた方への御徴としての、アッラー*の雌ラクダ[3]である。ゆえにそれを放っておき、アッラー*の地で食べるがままにさせよ。そして、それに害を及ぼすことで、自分たちに痛烈な懲罰を襲いかからせてはならない。[4] info

[1] サーリフ*とその民の間の出来事については、フード*章60-68、アル=ヒジュル章80-84、詩人たち章141-159、蟻章45-53、詳細にされた章17-18、月章23-32、なども参照。 [2] 「明証」とは、サーリフ*が伝達することの正しさを証明するもののこと(ムヤッサル159頁参照)。 [3] 「アッラー*の雌ラクダ」という表現については、アル=ヒジュル章29の「わが魂」に関する訳注を参照。 [4] サムード*の民はサーリフ*に対し、彼が預言者*であることの証明として、岩山から子を孕(はら)んだ巨大な雌ラクダを出すよう要求した。サーリフ*は民が信仰するという誓約(せいやく)をさせた上で、その奇跡を行ったが、彼らは信じなかった。彼は人々と雌ラクダが、一日ごとに交代で水を飲むことを命じる。詩人たち章155、月章28も参照(イブン・カスィール3:440-441参照)。

التفاسير: