[1] アッラー*が長い時間と豊かな糧を授けてくださったにも関わらず、彼らは自分たちに対するアッラー*の恩恵と善を、自分たちの欲望や自己満足、豪奢(ごうしゃ)さの追及のための手段とし、自分たちの宗教義務は放棄していた(アブー・ハイヤーン7:53-54)。識別章18の訳注も参照。
[1] このアーヤ*が描写する情景については、ター・ハー章10とその訳注、物語章29も参照。
[1] 「火の中にある者」と「その周りにいる者」の解釈には、「前者が火それ自体、後者がムーサ―*と天使*たち」「前者が火の近くにいたムーサ―*、後者が天使*たち」「前者が御光に包まれたアッラー*で、後者がムーサ―*と天使*たち」といった諸説がある(アル=クルトゥビー13:158-159参照)。
[1] 一説に、このアーヤ*は「不正*を犯し・・・換える者(は別で、怖がる)」とも解釈される。実際、ムーサ―*はコプト人を殺してしまったことで、報復されることを怖がっていた(前掲書13:161参照)。詩人たち章14、物語章15-17も参照。
[1] 「九つの御印」については、夜の旅章101の訳注を参照。 [2] この「災い」については、ター・ハー章22の訳注を参照。