[1] この「あなた」については、雌牛章120の訳注を参照(ムヤッサル258頁参照)。 [2] アッラー*の創造は無意味なものなどではなく、それによってかれの唯一性*と全能性、かれのみが崇拝*に値することを示すためのものであった(前掲書、同頁参照)。イムラーン家章191「我らが主*よ・・・ありません」の訳注も参照。 [3] 「新たな創造物」とは、アッラー*に従順な別の民のこと(前掲書、同頁参照)。
[1] その日、全人類は、どこにも隠れ場所のない台地に集められる(イブン・カスィール4:488参照)。 [2] 「弱者たち」とは、間違った道における指導者であった「高慢だった者たち」に追従していた者たちや、同調していた者たち(アッ=サァディー424頁参照)。 [3] 彼らは自分たちの迷いと、他人を迷わせたことをアッラー*のせいにするが、実際のところは自ら逸脱したがゆえに、アッラー*も彼らを逸脱させられたのである。戦列章5も参照(アル=カースイミー10:3723、参照)。 [4] 同様の情景の描写として、雌牛章166-167、高壁章38、識別章17-19、物語章63、部族連合章67-68、サバア章31-33、40-41も参照。
[1] あるいは、自分に従うことを無理強いする「力」もなかった、という意味(ムヤッサル258頁参照)。 [2] つまり、シルク*のこと。 [3] 同様の情景として、カーフ章27-29も参照。尚、このアーヤ*の最後の一文は、シャイターン*の言葉の続きという説と、アッラー*の言葉という説がある(アル=バイダーウィー3:346参照)。
[1] 「あなた方に平安を」については、雷鳴章24の訳注を参照。
[1] ここでの「よき言葉」はシャハーダ*の言葉、「よき樹木」は信仰者、「根っこ」は信仰者の心の中のシャハーダ*の言葉、「天辺は・・・」とは、その言葉によって信仰者の行いが天にまで届く様子である、とされる。また、この「よき樹木」とは、特にナツメヤシの木のことを指している、と言われる(イブン・カスィール4:491-493参照)。