क़ुरआन के अर्थों का अनुवाद - जापानी अनुवाद - सईद सातो

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38 : 20

إِذۡ أَوۡحَيۡنَآ إِلَىٰٓ أُمِّكَ مَا يُوحَىٰٓ

われら*があなたの母に、示されるもの[1]を示した時。 info

[1] このように「・・・もの」として、関係代名詞を用いて非特定の形で表現することは、その内容の重大さを示すアラビア語の修辞的表現の一つ(アッ=シャンキーティー4:8参照)。

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39 : 20

أَنِ ٱقۡذِفِيهِ فِي ٱلتَّابُوتِ فَٱقۡذِفِيهِ فِي ٱلۡيَمِّ فَلۡيُلۡقِهِ ٱلۡيَمُّ بِٱلسَّاحِلِ يَأۡخُذۡهُ عَدُوّٞ لِّي وَعَدُوّٞ لَّهُۥۚ وَأَلۡقَيۡتُ عَلَيۡكَ مَحَبَّةٗ مِّنِّي وَلِتُصۡنَعَ عَلَىٰ عَيۡنِيٓ

「彼(生まれたばかりのムーサー*)を箱に入れて、それを海原[1]へと放り投げよ[2]。そして海原に、それを岸へと投げ出させよ。そうすればわが敵と、彼(ムーサー*)にとっての敵[3]が、それを手にするから」。また、われはあなた(ムーサー*)に、わが御許からの愛情を授けた。そして、(それは)あなたが、わが眼差しの中で[4]育まれるためであったのだ。 info

[1] この「海原」は、ナイル川のこと(ムヤッサル314頁参照)。 [2] この出来事の背景については、雌牛章49の「男児は殺し・・・」の訳注を参照。ムーサー*の幼少時に起こった、アッラー*の彼に対する恩恵を示す諸々の出来事は、物語章7-14に詳しく描写されている。 [3] この「敵」は、フィルアウン*のこと(ムヤッサル314頁参照)。 [4] つまり、アッラー*の守護のもとで、ということ(ムヤッサル314頁参照) 。

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40 : 20

إِذۡ تَمۡشِيٓ أُخۡتُكَ فَتَقُولُ هَلۡ أَدُلُّكُمۡ عَلَىٰ مَن يَكۡفُلُهُۥۖ فَرَجَعۡنَٰكَ إِلَىٰٓ أُمِّكَ كَيۡ تَقَرَّ عَيۡنُهَا وَلَا تَحۡزَنَۚ وَقَتَلۡتَ نَفۡسٗا فَنَجَّيۡنَٰكَ مِنَ ٱلۡغَمِّ وَفَتَنَّٰكَ فُتُونٗاۚ فَلَبِثۡتَ سِنِينَ فِيٓ أَهۡلِ مَدۡيَنَ ثُمَّ جِئۡتَ عَلَىٰ قَدَرٖ يَٰمُوسَىٰ

あなた(ムーサー*)の姉が、(あなたの入った箱を追って)歩んで行き、(その箱を拾った者に、こう)言った時。「あなた方に、彼の世話をしてくれる者を、お教えしましょうか?」こうして、われら*はあなたを、あなたの母親へと返した。(それは)彼女が喜ぶ[1]ようにし、悲しまないようにするためであった。また、あなたは(過って、コプト)人を殺してしまった[2]けれど、われら*はあなたを苦悩から救ってやった。そしてわれら*は、あなたをまさに試練にかけたのだ。また、あなたは(殺されるのを怖れて逃げ、)マドゥヤン*の民のもとで数年過ごし、それから定め通りーームーサー*よーーあなたはやって来たのだ[3] info

[1] この「喜ぶ」という表現については、マルヤム*章26び訳注を参照。 [2] これはムーサー*がある程度、成長してからの出来事(アル=バガウィー3:262参照)。詳しくは、物語章15を参照。 [3] ムーサー*がエジプトからマドゥヤン*へと逃れ、それからまたエジプトへと戻って来るまでの出来事は、物語章20-29に詳しい。そしてアーヤ*37からの、ムーサー*に対する過去のアッラー*の恩恵を示す話題がここで終わり、ここからはアーヤ*36の続きが再開する。

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41 : 20

وَٱصۡطَنَعۡتُكَ لِنَفۡسِي

われは、われ自身の(教えの伝達の)ために、あなたを(これらの恩恵で)養成した[1]のである。 info

[1] つまりアッラー*は彼を、かれの教えを伝える者、かれの命じられ禁じられたことを守る者として、お選びになったのである(ムヤッサル314頁参照)。

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42 : 20

ٱذۡهَبۡ أَنتَ وَأَخُوكَ بِـَٔايَٰتِي وَلَا تَنِيَا فِي ذِكۡرِي

あなた(ムーサー*)と、あなたの兄(ハールーン*)は、わが御徴[1]を携えて行くのだ。そして、われの唱念(を持続すること)において、気力を失ってはならない。 info

[1] この「御徴」に関しては、雌牛章92の「明証」についての訳注を参照。

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43 : 20

ٱذۡهَبَآ إِلَىٰ فِرۡعَوۡنَ إِنَّهُۥ طَغَىٰ

(二人で、)フィルアウン*のもとに行け。実に彼は、(われへの反抗において)度を越してしまったのだから。 info
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44 : 20

فَقُولَا لَهُۥ قَوۡلٗا لَّيِّنٗا لَّعَلَّهُۥ يَتَذَكَّرُ أَوۡ يَخۡشَىٰ

そして、彼が教訓を得、(自分の主*を)恐れるよう、彼に柔らかい言葉で語りかけよ。 info
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45 : 20

قَالَا رَبَّنَآ إِنَّنَا نَخَافُ أَن يَفۡرُطَ عَلَيۡنَآ أَوۡ أَن يَطۡغَىٰ

彼ら二人は、申し上げた。「我らが主*よ、本当に私たちは、彼が私たちに対して早まったこと[1]をしたり、あるいは(真理に対して)高慢になったりすることを怖れます」。 info

[1] つまり、彼らを罰すること(ムヤッサル314頁参照)。

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46 : 20

قَالَ لَا تَخَافَآۖ إِنَّنِي مَعَكُمَآ أَسۡمَعُ وَأَرَىٰ

かれは仰せられた。「怖れるのではない。実にわれは、あなた方二人と共にあり、(あなた方のことを)聞き、見ているのだから」。 info
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47 : 20

فَأۡتِيَاهُ فَقُولَآ إِنَّا رَسُولَا رَبِّكَ فَأَرۡسِلۡ مَعَنَا بَنِيٓ إِسۡرَٰٓءِيلَ وَلَا تُعَذِّبۡهُمۡۖ قَدۡ جِئۡنَٰكَ بِـَٔايَةٖ مِّن رَّبِّكَۖ وَٱلسَّلَٰمُ عَلَىٰ مَنِ ٱتَّبَعَ ٱلۡهُدَىٰٓ

そして、あなた方二人は彼のもとへ行き、(こう)言うのだ。「本当に私たちは、あなたの主*の二人の使徒*なのです。ですから、イスラーイールの子ら*を私たちと共に自由にし[1]、彼らを苦しめないで下さい。私たちは確かに、あなたの主の御許からの御徴[2]と共に、あなたのもとへやって来たのですから。導きに従う者には、(現世と来世での)平安があります。 info

[1] この「自由にする」については、高壁章105とその訳注も参照。 [2] この「御徴」に関しては、アーヤ*42の同語についての訳注を参照。

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48 : 20

إِنَّا قَدۡ أُوحِيَ إِلَيۡنَآ أَنَّ ٱلۡعَذَابَ عَلَىٰ مَن كَذَّبَ وَتَوَلَّىٰ

本当に私たちには、(アッラー*の教えを)嘘呼ばわりし、(それから)背を向ける者には懲罰があると、確かに啓示されたのです」。 info
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49 : 20

قَالَ فَمَن رَّبُّكُمَا يَٰمُوسَىٰ

彼(フィルアウン*)は言った。「では、あなた方二人の主*とは誰なのか、ムーサー*よ?」 info
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50 : 20

قَالَ رَبُّنَا ٱلَّذِيٓ أَعۡطَىٰ كُلَّ شَيۡءٍ خَلۡقَهُۥ ثُمَّ هَدَىٰ

彼(ムーサー*)は言った。「我らが主*は、全てのものにその(相応しい)形をお授けになり、それから導かれた[1]お方です」。 info

[1] アッラー*は全ての創造物を、飲食・生殖行為など、彼らを益するものへとお導きになった(アル=バガウィー3:264参照)。

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51 : 20

قَالَ فَمَا بَالُ ٱلۡقُرُونِ ٱلۡأُولَىٰ

彼(フィルアウン*)は言った。「では、(不信仰の中にあった)昔の世代はどうなる?」 info
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