[1] この「あなた方」はマッカ*の不信仰者*ではなく、語りかけの対象が一転して、ユダヤ教徒*たちを指している、とされる。そして後に、また語りかけの対象はアラブ人の不信仰者*らに戻る(ムヤッサル139頁参照)。 [2] 預言者*ムハンマド*の特徴と、彼の預言者*性を描写するくだりなどのこと(前掲書、同頁参照)。
[1] 「都市の母」とは、マッカ*のこと。この呼び名の理由には、大地がマッカ*から広がったからという説や、アッラー*を崇拝*するための最初の館がそこに建設されたからという説など、諸説ある(アッ=タバリー4:3262参照)。また「その周辺にいる者」とは、全ての土地の民のこと(ムヤッサル139頁参照)。
[1] 人の魂を抜き取る役目を負う、死の天使*たちのこと(前掲書、同頁参照)。 [2] 死の天使*たちは不信仰者*が死ぬ時、彼に対する懲罰とアッラー*のお怒りを告げる。すると不信仰者*の魂はその体から出ることを拒(こば)むので、天使*はそれを叩いて無理やり引き出すことになる(イブン・カスィール3:302参照)。一方、信仰者の魂は主*との拝謁(はいえつ)を望み、自ら進んで出てくる(アル=クルトゥビー7:42参照)。
[1] 預言者*は仰(おっしゃ)った。「復活の日*、人々は靴も衣服も纏(まと)わず、割礼もされていない状態で召集される」(アル=ブハーリー6527参照)。また、洞窟章48と預言者*たち章104も参照。 [2] 彼らがそれらを執り成し手と見なしていたことについては、集団章3とその訳注を参照。