[1] 「永遠に残る正しい行い」とは、アッ=タバリー*によれば「来世にまで残り、それゆえに褒美を授かることになる、全ての正しい行い*」のこと(7:5362参照)。アッラーの唯一性*、偉大さ、崇高(すうこう)さ、全能性を念じることは、その筆頭(ひっとう)である(アフマド513参照)。
[1] 一説に山々は復活の日*、その場所から動かされ、蜘蛛が飛ぶように宙を舞い(蟻章88参照)、それから崩壊して大地に戻る(出来事章5-6参照)、とされる(アル=クルトゥビー10:416参照)。あるいは、砕け散った砂山(衣を纏う者章14参照)となってから、散り散りの羊毛(衝撃章5参照)のようになり、それから、ばらばらの塵屑(出来事章6参照)となる(アル=バガウィー5:152参照)。 [2] その日、地表を覆(おお)っていた山々や木々など、視界を遮(さえぎ)るものは消失する(アッ=タバリー7:5362参照)。また、これら復活の日*の天変地異の様子については、ター・ハー章105-107、山章9-10、出来事章5-6、真実章13-15、階段章8-9、消息章20、巻き込む章3、衝撃章4-5なども参照。
[1] 家畜章94とその訳注、預言者*たち章104も参照。
[1] 復活の日*に帳簿が渡されることの意味については、高壁章8の訳注を参照。帳簿が渡される時の様子については、夜の旅章13-14、71、真実章19-29、割れる章7以降などを参照。 [2] 帳簿に記された、彼らが現世で行った悪行のこと(アッ=タバリー7:5363参照)。 [3] この表現については、食卓章31「我が災いよ!」の訳注を参照。 [4] 同様の意味のアーヤ*として、婦人章40、高壁章8とその訳注、預言者*たち章47、ルクマーン章16、地震章7-8なども参照。
[1] このサジダ*については、雌牛章34の訳注を参照。 [2] この出来事章の詳細に関しては、雌牛章34-39、高壁章11-25、アル=ヒジュル章28-42、夜の旅章61-65、ター・ハー章116-123、サード章71-83なども参照。
[1] その日、シルク*の徒と彼らがアッラーの同位者としていたものとの関係は絶たれ(家畜章94、マルヤム*章81-82、砂丘章5-6なども参照)、その代わりに破滅が訪れる。また一説にこの「破滅の場」は、地獄の谷の名称(イブン・カスィール5:170参照)。