[1] 雌牛章125、蟻章91とそれらの訳注も参照。 [2] この「飢え」は一説に、預言者*ムハンマド*がマッカ*の民に対して祈った七年間の飢餓(きが)のこと。また「恐怖」とは、ムスリム*たちが移住*した後にマッカ*の民が味わうことになった、マディーナ*からの遠征軍に対するものである、とされる。一方のムスリム*たちはと言えば、彼らとは逆に貧困の後に豊かさを、恐怖の後に平安を味わうことになった(イブン・カスィール4:608参照)。尚、「衣」という表現は、飢えと恐怖がまるで衣服のように彼らを覆(おお)い 、付きまとうものとなった様を表しているのだという(イブン・アーシュール14:306参照)。 [3] 同様のアーヤ*として、イブラーヒーム*章28-29も参照。
[1] 「死肉」「血液」「アッラー*以外の名において屠られたもの」については、雌牛章173の訳注を参照。 [2] 「法を超えず、度を越さない限りにおいて」については、雌牛章173の訳注を参照。
[1] 勝手な意見や欲望に基づいて、アッラー*が非合法とされたものを合法としたり、合法とされたものを非合法としたりすること(その具体例として、家畜章138-144なども参照)。イブン・カスィール*はここに、イスラーム*においていかなる根拠もないような宗教的に新奇な物事も含まれる、としている(4:609参照)。
[1] これは家畜章146に描写されているものである、とされる(ムヤッサル280頁参照)。 [2] 同様のアーヤ*として婦人章160、そしてその訳注も参照。