[1] つまり、彼らの天使*たちの未来と過去の行いのこと(ムヤッサル324頁参照)。 [2] 「執り成し」については、マルヤム*章87、ター・ハー章109も参照。
[1] つまり、雨の降らない「閉じられた」状態の空から雨をお降らしになり、植物の育たない「閉じられた」大地から、植物を芽生えさせられること(アッ=タバリー7:5687、ムヤッサル324頁参照)。外にも、「一体であった天と、一体であった大地を、それぞれ七層に分けられた」「天地がそもそも一体であったのを、引き裂かれた」などの解釈もある(イブン・カスィール5:339参照)。 [2] つまり水を、全ての生物の基礎とされた(前掲書、同頁参照)。「精液から、お創りになった」「大半の生物を、水から作った」といった説もある(アル=バガウィー3:287参照)。
[1] 山章30などにもあるように、不信仰者*らは預言者*ムハンマドを蔑(さげす)み つつ、「彼が死ぬのを待って、放っておこう」と言っていた。しかし、たとえ彼が彼らより先に他界したとしても、それは全ての預言者*の習いなのである。そして後続のアーヤ*にもある通り、彼ら自身も遅かれ早かれ、現世と言う試練を去り、そこでの行いの報いを受けることになる(アッ=サァディー523頁参照)。