[1] 現世におけるアッラー*からの厚遇と恩恵を、アッラー*の御許における自分自身の高貴さと、かれと特別な間柄ゆえのものと考え、逆の場合には、それが自分に対するアッラー*からの卑下(ひげ)であると考える、人間の一般的な性向を示している。しかし物質的な状況の良し悪しは、いずれもアッラー*からの試練なのであり、アッラー*はそのような状況において人が感謝するか、また忍耐*するかをご覧になるのである(アッ=サアディー923頁参照)。サバア章36とその訳注も参照。
[1] その日、地獄は七万の手綱をつけられて、持って来られる。その各々の手綱には、それを引っ張る七万の天使*がついている(ムスリム「天国とその享楽、及びその住人の描写の書」29、イブン・カスィール8:399参照)。 [2] 復活の日*の悔悟については、家畜章158とその訳注を参照。