[1] 信仰者の心をイスラーム*によって結びつけた、の意。ジャーヒリーヤ*において、人々は部族間で争い合い、マディーナ*の住民もまた互いに分裂していた(アッ=タバリー5:3886参照)。雌牛章85「身代金を払う」の訳注、イムラーン家章103も参照)。
[1] イブン・イスハーク*によれば、「いかなる(正しい)意図も、正当性も、善悪の分別もなく戦う者たち」のこと(316頁参照)。
[1] イスラーム*とムスリム*の滅亡を望んで叩く不信仰者*を徹底的に痛めつけるまで、ということ(アッ=サァディー326頁参照)。次アーヤ*とその訳注、およびこの件に関し、ムスリム*たちの勢力が強くなってから下ったムハンマド*章4も参照(アル=バガウィー2:310参照)。 [2] バドルの戦い*で捕まえた捕虜を、身代金と引き換えに解放することなど(ムヤッサル184頁参照)。
[1] この「書」とは、守られ死、碑板*のこと(アッ=タバリー5:3897参照)。 [2] 以前の預言者*たちとその共同体にとって、戦利品*を手にすることは禁じられていた。しかしバドルの戦い*の後、ムスリム*たちは戦利品*を手にし、捕虜の身代金を取った。このアーヤ*は、このような状況で下ったとされる(アル=バガウィー2:310参照)。