[1] 「夜の御徴」とは闇と月の出現、「昼の御徴」とは光と太陽の出現のこと(イブン・カスィール5:50参照) [2] 「計算」については、ユーヌス*章5の訳注を参照。
[1] アッ=シャンキーティー*によれば、「取り分」には大きく分けて、「行い」「幸福か不幸かといった、アッラー*によって既に定められたこと」という二つの解釈があるが、それらは互いに原因と結果という関係にあり、矛盾するわけではない(3:60参照)。尚、「取り分(ターイル)」という語は、語源的には「飛ぶもの、鳥」という意味であり、アラブ人が鳥によって吉兆を占っていたことに由来する(高壁章131の訳注も参照)、とされる、(イブン・ジュザイ1:483参照)。また、「取り分」が「首」に結び付けられているのは、身体の内でもそこが、ネックレスや首枷(かせ)など美醜(びしゅう)を際立たせるもの、常に付いて回るものをつける場所だからである、とされる(アル=バガウィー3:124参照)。 [2] 復活の日*の帳簿の提示については、高壁章8の訳注も参照。また、この時の様子については、洞窟章49、真実章19-29、割れる章7以降なども参照。
[1] アッラー*は最も公正なお方である。ゆえにその教えが人々に伝達され、それが彼らに対する動かぬ証拠となった後に頑迷(がんめい)に逆らわない限り、決定的な懲罰を下されない(アッ=サァディー455頁参照)。関連するアーヤ*として、婦人章165、家畜章131、155-157、ター・ハー章134、詩人たち章208、創成者*章24も参照。
[1] つまり、アッラー*に反抗し、使徒*を嘘つき呼ばわりすること(ムヤッサル283頁参照)。