[1] この「慈悲」とは、殉教、平安、豊かさのこと(ムヤッサル211頁参照)。 [2] この「策謀」とは、アッラー*の御徴を嘘よばわりし、嘲笑すること(前掲書、同頁参照)。 [3] つまり彼らの策謀は、彼らに不利な方に働く。天使*たちは彼らの行いを記録し、アッラー*はそれを子細(しさい)に渡って数え上げられ、それに十分な報いを与えられるのだから(アッ=サァディー361頁参照)。「アッラー*が策謀する」という表現については、雌牛章15の同様の表現についての訳注も参照。 [4] この天使*たちについては、雷鳴章11とその訳注も参照。
[1] ここで突然「あなた方」から「彼ら」に人称が変わる独特の修辞(しゅうじ)法については、食卓章12の訳注を参照。一説に、ここで「彼ら」と切り替わるのは、アッラー*からのお怒りや、かれから遠ざけられることを示しているのだという(アッ=ラーズィー6:234参照)。 [2] つまり、それまで拝していたアッラー*以外のものを放棄し、アッラー*だけに真摯に祈りすがる(ムヤッサル211頁参照)。婦人章146の「その崇拝*行為をアッラー*だけに真摯に捧げる」に関する訳注も参照。
[1] その罰は自分自身に帰って来る、ということ(ムヤッサル211頁参照)。