[1] この「望まない」については、アーヤ*7の訳注を参照。 [2] 「これではないクルアーン*」とは、不信仰者*らの崇めていた偶像などを批判し、禁じるようなものではないもののこと(アル=バガウィー2:414参照)。また「(クルアーン*を)変える」こととは、不信仰者*らの意向に沿って、警告のアーヤ*を吉報のアーヤ*に変えたり、何かを非合法とするアーヤ*を合法とするアーヤ*に変えたり、またその逆にしたりすること(アッ=タバリー5:4188参照)。
[1] 「年月」とは具体的に、啓示が下るまでの四十年間のこと。その間、預言者*ムハンマド*は嘘をついたことなどもなく、正直さで知られていた(イブン・カスィール4:253-254参照)。
[1] 「嘘の捏造」とは、アッラー*に共同者や子供がある、という主張。「御徴を嘘呼ばわりする」とは、預言者*やクルアーン*を嘘呼ばわりすること(アル=バガウィー4:414参照)。
[1] つまり、ある者たちは不信仰に陥り、またある者たちは真理を固守した(ムヤッサル210頁参照)。雌牛章214、相談章14とその訳注も参照。 [2] この「御言葉」とは、復活の日*まで、彼ら不信仰者*たちの懲罰が猶予される、というアッラー*の定めのこと(前掲書、同頁参照)。 [3] 真理を固守した者たちが救われ、不信仰の民*が滅ぼされるという「裁決」のこと(前掲書、同頁参照)。
[1] この「御徴」は、奇跡のこと(アル=クルトゥビー8:323参照)。同様のアーヤ*として、雌牛章108、家畜章109-110、夜の旅章90-93、ター・ハー章133、預言者*たち章5、識別章7-8、創成者*章42も参照。