クルアーンの対訳 - 日亜対訳(日本語) - サイード佐藤

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56 : 25

وَمَآ أَرۡسَلۡنَٰكَ إِلَّا مُبَشِّرٗا وَنَذِيرٗا

(使徒*よ、)われら*があなたを遣わしたのは、吉報を伝え、警告を告げる者[1]としてに外ならない。 info

[1] 「吉報を伝え、警告を告げる」については、雌牛章119の訳注を参照。

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57 : 25

قُلۡ مَآ أَسۡـَٔلُكُمۡ عَلَيۡهِ مِنۡ أَجۡرٍ إِلَّا مَن شَآءَ أَن يَتَّخِذَ إِلَىٰ رَبِّهِۦ سَبِيلٗا

言うのだ。「私はそのこと(啓示の伝達)について、あなた方にいかなる見返り[1]も要求してはいない。しかし、自分の主*へと道を選ぼうとする者のみ(、アッラー*ゆえに施すのであり、それは自分自身のために外ならないの)である」。 info

[1] この「見返り」については、家畜章90の訳注を参照。

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58 : 25

وَتَوَكَّلۡ عَلَى ٱلۡحَيِّ ٱلَّذِي لَا يَمُوتُ وَسَبِّحۡ بِحَمۡدِهِۦۚ وَكَفَىٰ بِهِۦ بِذُنُوبِ عِبَادِهِۦ خَبِيرًا

そして、死ぬことのない永生する*お方(アッラー*)に全てを委ね、その称賛*と共にかれを称え*よ。その僕たちの罪に通暁されるお方は、かれだけで十分なのである。 info
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59 : 25

ٱلَّذِي خَلَقَ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلۡأَرۡضَ وَمَا بَيۡنَهُمَا فِي سِتَّةِ أَيَّامٖ ثُمَّ ٱسۡتَوَىٰ عَلَى ٱلۡعَرۡشِۖ ٱلرَّحۡمَٰنُ فَسۡـَٔلۡ بِهِۦ خَبِيرٗا

(かれは)諸天と大地と、その間にあるものを六日間でお創りになり[1]、それから御座に上がられた[2]お方で、慈悲あまねき*お方。ならば(預言者*よ)、それ[3]について通暁されたお方(ご自身)に尋ねよ。 info

[1] 「六日間での天地創造」については、詳細にされた章9-12とその訳注も参照。 [2] 「御座に上がられた」については、高壁章54の訳注を参照。 [3] この「それ」とは、諸天と大地の創造、御座に上がられたこと(アル=バガウィー3:453参照)。

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60 : 25

وَإِذَا قِيلَ لَهُمُ ٱسۡجُدُواْۤ لِلرَّحۡمَٰنِ قَالُواْ وَمَا ٱلرَّحۡمَٰنُ أَنَسۡجُدُ لِمَا تَأۡمُرُنَا وَزَادَهُمۡ نُفُورٗا۩

彼ら(不信仰者*たち)に「慈悲あまねき*お方(アッラー*)にサジダ*せよ」と言われた時、彼らは(こう)言った。「慈悲あまねき*お方とは、誰なのか?[1]一体私たちが、あなたが私たちに命じるものにサジダ*するというのか?」それは、彼らが(信仰から)離れ去ることに拍車をかけたのだ。(読誦のサジダ*) info

[1] 夜の旅章110、雷鳴章30とそれらの訳注、預言者*たち章36も参照。

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61 : 25

تَبَارَكَ ٱلَّذِي جَعَلَ فِي ٱلسَّمَآءِ بُرُوجٗا وَجَعَلَ فِيهَا سِرَٰجٗا وَقَمَرٗا مُّنِيرٗا

天に正座を設けられ、そこに灯火[1]と照る月を置かれたお方は、祝福にあふれておられる。 info

[1] この「灯火」は、太陽のこと(ムヤッサル365頁参照)。

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62 : 25

وَهُوَ ٱلَّذِي جَعَلَ ٱلَّيۡلَ وَٱلنَّهَارَ خِلۡفَةٗ لِّمَنۡ أَرَادَ أَن يَذَّكَّرَ أَوۡ أَرَادَ شُكُورٗا

また、かれは夜と昼を、(そこから)教訓を得たい者、あるいは(その恩恵に対し、アッラー*に)感謝を望む者のため、交替するものとされたお方。 info
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63 : 25

وَعِبَادُ ٱلرَّحۡمَٰنِ ٱلَّذِينَ يَمۡشُونَ عَلَى ٱلۡأَرۡضِ هَوۡنٗا وَإِذَا خَاطَبَهُمُ ٱلۡجَٰهِلُونَ قَالُواْ سَلَٰمٗا

慈悲あまねき*お方(アッラー*)の僕たちとは、地上を慎ましやかに歩く[1]者たち。また無知な者たちが彼らに(嫌なことを)話しかければ、無難なこと[2]を語る者たち。 info

[1] 弱々しさやわざとらしさではなく、落ち着きと厳(おご)そかさをもって歩くこと、とされる(イブン・カスィール6:122参照)。 [2] つまり、罪からは程遠い物言いをし、無知な者に対して無知さで対抗するようなことから無難であること(アッ=サァディー586頁参照)。

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64 : 25

وَٱلَّذِينَ يَبِيتُونَ لِرَبِّهِمۡ سُجَّدٗا وَقِيَٰمٗا

また、自分たちの主*に(礼拝しつつ)サジダ*したり、立ったりしながら夜を過ごす者たち。 info
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65 : 25

وَٱلَّذِينَ يَقُولُونَ رَبَّنَا ٱصۡرِفۡ عَنَّا عَذَابَ جَهَنَّمَۖ إِنَّ عَذَابَهَا كَانَ غَرَامًا

また、(こう)言う者たち。「我らが主*よ、私たちから地獄の懲罰を遠ざけて下さい。本当にその懲罰は、ずっと付いて回るものなのですから。 info
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66 : 25

إِنَّهَا سَآءَتۡ مُسۡتَقَرّٗا وَمُقَامٗا

本当にそれは、定住地、滞在地として忌まわしいものです」。 info
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67 : 25

وَٱلَّذِينَ إِذَآ أَنفَقُواْ لَمۡ يُسۡرِفُواْ وَلَمۡ يَقۡتُرُواْ وَكَانَ بَيۡنَ ذَٰلِكَ قَوَامٗا

また、出費した際には浪費もせず、守銭奴にもならず、その中間に程よくある者たち。 info
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