[1] これは復活の日*のこととも、現世でのこととも言われる(前掲書17:169-170参照)。
[1] 「溶けた脂」という訳をあてた「ディハーン」の解釈には、「赤い皮」「赤毛の馬(季節によって色が変化するが、復活の日*の空も同様に色が変化する)」「油そのものではなく、それを撒(ま)いた時に見える様々な色」などといった諸説もある(アル=クルトゥビー17:173参照)。 [2] 復活の日*の天変地異については洞窟章47、ター・ハー章105-107、蟻章88,山章9-10,出来事章5-6,衣を纏(まと)う者章14,真実章13-15,階段章8-9、消息章20,巻き込む章3,衝撃章4-5なども参照。
[1] アル=ヒジュル章92-93などにもあるように、クルアーン*の別の箇所には、アッラー*が彼らを問いただす描写が登場する。これに関しては、以下の様な回答がある:①一通り問いただされた後、彼らの口が封じられ、彼らの手や足が、彼らのしたことを話し出す(ヤー・スィーン章65とその訳注も参照。 ②その日、全知のアッラー*は彼らに、「あなた方はこのようなことをしたのか?」というような言い方ではなく、「なぜ、このようなことをしたのか?」と仰せられる(高壁章8の訳注も参照)。③これは、彼らを地獄へと連れて行く天使*たちのことで、彼らは質問などしない(イブン・カスィール7:499参照)。
[1] この「二つの種類」の解釈については、「いずれも美味な二種類の果実」「瑞々(みずみず)しいものと乾燥したもの」「他の楽園に比べて、倍の楽しみがあることを示している」といった諸説がある(アル=クルトゥビー17:179参照)。また天国の民の食べ物については、ヤー・スィーン章57,サード章51,詳細にされた章31,金の装飾章73,煙霧章55,ムハンマド*章15,山章22,出来事章20-21,真実章23,人間章14,送られるもの章42なども参照。