[1] この預言者*ムハンマド*への語りかけについては、雌牛章120の訳注を参照。 [2] 預言者*が何を禁じたのかについては、異なる複数の伝承が残っている(アル=カースィミー16:5852-5854参照)。アッ=タバリー*は、こう言う。「・・・それは彼の奴隷*女性や、何らかの飲み物、あるいはそれ以外のものだった可能性もある。とにかく彼は、そもそも自らにとって合法なものを禁じたのであり、アッラー*はそのことで彼をお咎(とが)め になったのである・・・」(10:8100参照)尚、預言者*・使徒*の無謬(むびゅう)性については、雌牛章36の訳注を参照。
[1] 多くの解釈学者によれば、「彼の妻たちのある者」とは ハフサ・ビント・ウマルのこと。預言者*は彼女にある内緒(ないしょ)話をし、それを誰にも伝えないように言った(前掲書、同頁参照)。 [2] 「それ」とは、ハフサが秘密を洩(も)らした こと(ムヤッサル560頁参照)。
[1] 彼女ら二人は、預言者*が合法なものを自らに禁じた原因であった(アッ=サアディー872頁参照)。 [2] つまり、預言者*の嫌がることを志向したことで「(真理から)傾いた」こと。あるいは「(悔悟に)傾いた」という解釈もある(アル=クルトゥビー18:188参照)。 [3] つまり、預言者*が嫌がること(ムヤッサル560頁参照)。
[1] 「斎戒*する女」については、悔悟章112「斎戒*する者」の訳注を参照。
[1] 雌牛章24,預言者*たち章98とその訳注も参照。 [2] これはザバーニヤと呼ばれる、地獄の天使*たちのこと(イブン・カスィール8:168参照)。
[1] 「地獄の上の架け橋」については、鉄章12の訳注を参照。 [2] この「前方と右手」についても、鉄章12の訳注を参照。
[1] フィルアウン*の妻については、物語章9の訳注を参照。
[1] アーヤ*10、11では、それぞれ配偶者が不信仰であった男女の信仰者の例が挙げられているが、ここでは独身者の信仰者の例が挙げられている(アル=バイダーウィー5:358参照)。 [2] この「魂」については、婦人章171の訳注を参照。