[1] これは、見た目はよいが、理解力のないことの例え。壁に立てかけられた木材は、屋根や壁の補強に用いられる木材とは違い、無益(むえき)である(イブン・ジュザイ2:449参照)。 [2] 偽信者*たちは常に、預言者*が彼らのことを殺す命令を出すのではないか、と恐れていた。彼らは捜索(そうさく)命令、大声、啓示が下ったとの知らせを耳にすると、動揺したものだった(イブン・アティーヤ5:312参照)。悔悟章64も参照。
[1] この言葉、及び、アーヤ*8の偽信者*の言葉の背景にあるものについては、スーラ*冒頭の訳注を参照。
[1] この偽信者*たちの言葉の中の「最も偉力ある者」とは、スーラ*冒頭の訳注にもあるように、イブン・ウバイイ*、及びその仲間の偽信者*たち。「最も卑しい者」とは、預言者*ムハンマド*と、彼の仲間たち(アッ=サアディー865頁参照)。
[1] 「われら*が授けたものの内から・・・費やす」については、雌牛章3の訳注を参照。 [2] いざ復活の日*(あるいは死)が到来すると、彼らは現世での猶予を求めたり、自分たちを現世に返してくれることを頼んだりするが、それは叶わない。家畜章27-28,高壁章53,イブラーヒーム*章44,信仰者たち章99-100,アッ=サジダ*章12,創成者*章37,赦し深いお方章11-12,相談章44も参照。