[1] 関連するアーヤ*として、家畜章57-58、戦利品*章32、ユーヌス*章50、フード*章8、雷鳴章6、夜の旅章92、蜘蛛章53-54、サード章16、相談章18、階段章1-2なども参照。 [2] 「千年」は不信仰者*にとっての時間感覚。信仰者にとって、復活の日*の時間は短いものとなる。また一説に、この「一日」は「アッラー*が天地創造した、六日間の内の一日」のこと(アッ=シャンキーティー5:277-280参照)。アッ=サジダ*章5、階段章4とそれらの訳注も参照。
[1] アッラー*は啓示の伝達が間際(まぎわ)らしいものとなったり、そこにそれ以外の何かが混入したりすることから、お守りになる。シャイターン*が啓示に紛れさせようとするものは、決してそこに定着・継続することはない。アッラー*はそれを消去され、それが啓示ではないということを明白にされる。そして本来アーヤ*を確固としたものとされ、それを保護されるのである(アッ=サァディー542頁参照)。尚、預言者*の無謬(むびゅう)性については、雌牛章36の訳注を参照。
[1] つまり、信仰心が弱いか無いに等しく、ほんの少しの紛らわしさによって心が惑(まど)わされてしまう状態のこと(前掲書、同頁参照)。 [2] 注意や教訓が届かず、アッラー*とその使徒*の言葉が理解できない心の状態のこと(前掲書、同頁参照)。
[1] クルアーン*がアッラー*の御許から使徒*ムハンマド*に下った真実であり、そこに紛らわしいものはなく、またシャイターン*にはそこに付け入る余地がないということ(ムヤッサル338頁参照)。 [2] 「謹んで従う」については、フード*章23の訳注を参照。 [3] 「まっすぐな道」とは、イスラーム*のこと(前掲書、同頁参照)。