[1] 両手をあごの下につけた形で、首もろとも枷をつけられているので、頭が上方を向いた状態(イブン・カスィール6:166参照)。この解釈には、「導かれない状態のたとえ」「アッラー*の道において施(ほどこ)さないことのたとえ(夜の旅章29参照)」「あらゆる善から阻(はば)まれている状態」「地獄の懲罰の光景(赦し深いお方章71参照)」など、諸説ある(アル=クルトゥビー15:8-9参照)。
[1] 「まだ見ぬままにアッラー*を恐れること」については、預言者*たち章49の訳注を参照。 [2] 天国のこととされる(ムヤッサル440頁参照)。
[1] 「その軌跡」とは、彼らの生前と死後に、彼らが原因として生じた善いことや悪いこと。前者の例としては、シルク*や諸々の罪などがある(前掲書、同頁参照)。 [2] 「明らかなる規範」とは、守られし碑板*。存在する全てのものは元々、この中に記録されている、ということ(イブン・カスィール6:568参照)。高壁章8の訳注も参照。