[1] いざ復活の日*(あるいは死)が到来すると、彼らは現世での猶予を求めたり、自分たちを現世に返してくれることを頼んだりする。だが、もちろんそれは叶わない。家畜章27-28、高壁章53、信仰者たち章99-100、アッ=サジダ*章12、創成者*章37、赦し深いお方章11-12、相談章44、偽信者*たち章10-11も参照。
[1] アラブ人たちは旅をする際、サムード*の地やアード*の地に立ち寄ったものだった(イブン・アーシュール13:249参照)。
[1] 不信仰者*らは預言者*ムハンマド*の暗殺など、様々な策謀を図った。しかしアッラー*はそのような策謀を全てご存知であり、その悪い策謀の結末は彼らに返って来ることになる(ムヤッサル261頁参照)。
[1] 大地と諸天が「取って代わられる」ことには、①その性質が変化する、②別の物と取り換えられる、という説がある。①の説の場合、大地は「丘が平坦になり、山々が粉々になり、広く伸ばされ」、諸天は「太陽と月が巻き込まれ、星々が落下する(巻き込む章1-2参照)」あるいは「時には解けた鉛のように(階段章8参照)、時には解けた脂のように(慈悲あまねき*お方章37参照)なったりする」。②の説の場合、大地と取り換えられるものは「地獄の架け橋(鉄章12とその訳注を参照)」「純白の薄いパンのような、ピンク色のかった白色の大地(アル=ブハーリー6521参照)」、また「大地は銀、天は金となる」(アル=クルトゥビー9:383-384参照)「諸天は楽園となる」(イブン・カスィール4:521参照)といった諸説もある。 [2] アーヤ*21とその訳注も参照。