[1] 「神」に関しては、雌牛章133の訳注を参照。 [2] 全能である真の神が二つ以上あったとしたら、世界の秩序は無茶苦茶になってしまう。しかし実際のところ、この宇宙は太古の昔から、あらゆる被造物の福利を実現しつつ、いかなる不具合や矛盾(むじゅん)もなく、驚くべき秩序を保ち続けてきた(アッ=サァディー558頁参照)。 [3] つまり、シルク*や、嘘つき呼ばわりすることなど(ムヤッサル348頁参照)。 [4] 雌牛章116の訳注も参照。
[1] 「残して 来たもの」には、シャハーダ*の言葉、施(ほどこ)すべき財産などといった解釈がある(アル=クルトゥビー12:150参照)。 [2] この「障壁(バルザフ)」とは、現世と来世の間を分ける障壁のこと。現世でアッラー*に従順であった者は、自分の死から復活の日*までの間、そこで安楽を楽しみ、反抗的であった者は、そこで罰され続ける(アッ=サァディー559頁参照)。 [3] いざ復活の日*(あるいは死)が到来すると、彼らは現世での猶予(ゆうよ)を求めたり、自分たちを現世に返してくれることを頼んだりする。だがもちろん、それは叶(かな)わない。家畜章27-28、高壁章53、イブラーヒーム*章44、アッ=サジダ*章12、創成者*章37、赦し深いお方章11-12、相談章44、偽信者*たち章10-11も参照。