[1] マッカ*の不信仰者*の中には、「慈悲あまねき*お方」というアッラー*の御名を否定する者たちがいた(アッ=タバリー6:4737-4738参照)。夜の旅章110とその訳注、預言者*たち章36、識別章60も参照。
[1] 奇跡を含む全ての物事は、アッラー*の英知とご意思にかかっている(アッ=シャウカーニー3:115参照)。 [2] このアーヤ*が下った背景には、預言者*が奇跡を起こしたら信仰する、というシルク*の徒の言葉を聞いた教友*たちが、奇跡が起きるのを望んだということがある(アル=バガウィー3:23参照)。 [3] 「アッラー*のお約束」は、復活の日*とも、ムスリム*の勝利とも言われる(前掲書、3:24参照)。 [4] 「災難」とは具体的に、罰、殺害、捕虜、飢餓などのこと(アル=クルトゥビー9:321参照)。
[1] アッラー*は人の行いを、全て教え上げられるお方(ムヤッサル253頁参照)。頻出名・用語解説の「全てを司る*お方」の項も参照。 [2] 述べてみたところで、それらは崇拝*に値するものではないから、の意(ムヤッサル253頁参照)。 [3] 彼らがアッラー*の同位者として崇めているものは、実態がないゆえ、アッラー*はそれらを関地されない(イブン・カスィール4:463参照)。 [4] この「策謀」とは、嘘を真実のように見せる、彼らの偽装(ぎそう)のこと。あるいは、シルク*による、イスラーム*に対する彼らの「策謀」のこと(アル=バイダーウィー3:332参照)。