[1] 「大地をその死後に息吹かせる」については、雌牛章164の訳注を参照。 [2] この「御徴」は、復活を可能にするアッラーの御力、かれの唯一性*の証拠のこと(ムヤッサル274頁参照)。
[1] これは、酒*が禁じられる前の啓示(ムヤッサル274頁参照)。雌牛章219の訳注も参照。 [2] 「よい糧」とは、それらの果実から得られる合法なもの。つまり、ナツメヤシの実、干し葡萄、それから抽出された糖蜜、酢、発酵する前の果汁などのこと(イブン・カスィール4:581参照)。
[1] 「最悪の年齢」とは、老齢のことで、身体的な弱さや理性や記憶の低下などのこと(イブン・カスィール4:585参照)。預言者*ムハンマド*は、この「最悪の年齢」に戻らされることから、アッラーのご加護を乞うたものであった(アル=ブハーリー2822参照)。
[1] これは、シルク*の徒に対するたとえ。奴隷*の所有者は、奴隷*に自分の財産を与えて、彼が自分の財産における同等な共有者となることを望まない。それにも関わらず、アッラー*に対して、かれのしもべの内から同位者を設けるとはどういうことか、ということ(ムヤッサル274頁参照)。同様のアーヤ*として、ビザンチン章28も参照。
[1] 「孫」ではなく、婚姻(こんいん)関係によって出来た親戚、援助者、奉仕する者、などといった解釈もある(アッ=タバリー6:5018-5022参照)。 [2] この「虚妄」は偶像やシャイターン*などのことで、「恩恵」はイスラーム*や、アッラー*が合法とされたことである、とされる(アル=バガウィー3:88参照)。