[1] つまりアッラー*は、僅かばかりも、人の善行を減らしたり、悪行を上乗せしたりすることはない(アッ=サァディー179頁参照)。洞窟章49、預言者*たち47、ルクマーン章16、地震章7-8も参照。
[1] アッラー*の教えをその民に伝達した、各使徒*のこと。民が使徒*に対し、どのような態度でもって応じたかを証言する(ムヤッサル85頁参照)。 [2] 「これらの者たち」には、「彼の全共同体」「クライシュ族*の不信仰者*を筆頭とする、全ての不信仰者*」といった説がある(アル=クルトゥビー5:198参照)。
[1] 復活の日*に不信仰者*らは、彼らがシルク*の徒などではなかったと誓う(家畜章23参照)が、アッラー*は彼らの口を封じられる。すると、彼らの手足が現世での彼らの行いを語り出し(御光章24参照)、彼らはそれを隠すことが出来ない。(アッ=タバリー3:2329‐2330参照)。消息章40とその訳注も参照。
[1] これは、酒などの酔いを引き起こす物の摂取を、完全に禁じる命令が下る前のアーヤ*である(前掲書3:2332参照)。詳しくは、雌牛章219とその訳注を参照。 [2] マスジド*の中でジャナーバの状態になったりすることで、やむを得ず、マスジドを通過しなければならない者のこと。別説では「旅行者」。その場合、「ジャナーバの状態にある旅行者は、水が見つからない場合、タヤンムム*をして礼拝してもよい」いう解釈となる(アル=バガウィー1:627参照)。 [3] ここでの「病気」は、水に触れたら症状の悪化が予想される類の病気のこと(ムヤッサル85頁参照)。 [4] 排除することの婉曲(えんきょく)的表現。当時のアラブ人には、そのような場所で排泄する習慣があった(アッ=タバリー3:2338参照)。 [5] この清め方はタヤンムムと呼ばれる。詳しくは、頻出名・用語解説「タヤンムム」を参照。
[1] これは、トーラー*による知識を頂き、預言者*ムハンマド*の使徒*性の正しさを示す証拠を知っていながらも拒否した、ユダヤ教徒*らの描写(ムヤッサル85頁参照)。