[1] 弱い信仰心と疑念と共に、または現世的利益への欲望ゆえにイスラーム*に入り、ためらいつつアッラー*を崇拝*する者のたとえ(ムヤッサル333頁参照) 。 [2] つまり、イスラーム*を棄((す)てる 、ということ(前掲書、同頁参照)。蜘蛛章10も参照。
[1] 一説にこれは、フィルアウン*のように、崇拝*された暴虐(ぼうぎゃく)者のこと。そのような者は自分を崇拝*する者に対し、いくばくかの現世的利益を提供してくれるかもしれない。しかし、その結果としての地獄での懲罰に比べれば、それは非常に僅かな利益である(アブー・ハイヤーン6:346参照)。
[1] つまり、アッラー*がその使徒*と啓典、宗教を援助されないと思っていた者は、頭上に網をかけ、それで首をくくって死に、それで自分の怒りを抑えてみるがよい、ということ。また一説には、天に昇って、預言者*ムハンマド*への援助を断ち切ってみよ、ということ(イブン・カスィール5:402参照)。