يَٰٓأَيُّهَا ٱلَّذِينَ ءَامَنُواْ لَا تُحِلُّواْ شَعَٰٓئِرَ ٱللَّهِ وَلَا ٱلشَّهۡرَ ٱلۡحَرَامَ وَلَا ٱلۡهَدۡيَ وَلَا ٱلۡقَلَٰٓئِدَ وَلَآ ءَآمِّينَ ٱلۡبَيۡتَ ٱلۡحَرَامَ يَبۡتَغُونَ فَضۡلٗا مِّن رَّبِّهِمۡ وَرِضۡوَٰنٗاۚ وَإِذَا حَلَلۡتُمۡ فَٱصۡطَادُواْۚ وَلَا يَجۡرِمَنَّكُمۡ شَنَـَٔانُ قَوۡمٍ أَن صَدُّوكُمۡ عَنِ ٱلۡمَسۡجِدِ ٱلۡحَرَامِ أَن تَعۡتَدُواْۘ وَتَعَاوَنُواْ عَلَى ٱلۡبِرِّ وَٱلتَّقۡوَىٰۖ وَلَا تَعَاوَنُواْ عَلَى ٱلۡإِثۡمِ وَٱلۡعُدۡوَٰنِۚ وَٱتَّقُواْ ٱللَّهَۖ إِنَّ ٱللَّهَ شَدِيدُ ٱلۡعِقَابِ
信者よ、アッラーの禁忌事項を勝手に許されたものとしてはならない。巡礼着を纏って禁忌状態になってから、縫い目のあるものを着ること、狩りのようにハラム(禁忌のある地)での禁止事項といった警告喚起事項にも手を出してはならない。また、禁忌のある月々、すなわちズルカアダ月(11月)、ズルヒッジャ月(12月)、アルムハッラム月(1月)、ラジャブ月(7月)における殺害を許可してはならない。また、禁忌のある地へアッラーへの犠牲として捧げられたものを横領したり、あるべき場所までの運搬を邪魔立てしたりすることを許可してはならない。また、供物の印として羊毛などの首輪をつけた動物を許可してはならない。また、アッラーのご満悦を求め、貿易の利益を求めて、禁忌のあるアッラーの館(カアバ殿)を目指す者たち(の血や財産、名誉を奪うこと)を許可してはならない。よって大巡礼または小巡礼の(行程を終え)巡礼着を纏った禁忌状態から脱し、禁忌のある地から出たならば、望むならば狩りをするがよい。禁忌のあるマスジド(礼拝所)に入るのを邪魔立てした者たちに対し、不義を働いてはならない。むしろ信者よ、命じられたことを実践し、禁じられたことをやめる上でお互いに協力し合うのだ。罪を負う違反や他者の命や財産、名誉を傷付けるような敵対行為でお互いに協力し合ってはならない。かれに忠実にお仕えし、違反から遠ざかることでアッラーを畏れよ。アッラーは背く者に対しては懲罰の厳しい御方である。だからかれの懲罰をこうむらないで済むよう十二分に注意せよ。
التفاسير: