《古兰经》译解 - 日语翻译 - 赛义德·萨土

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6 : 13

وَيَسۡتَعۡجِلُونَكَ بِٱلسَّيِّئَةِ قَبۡلَ ٱلۡحَسَنَةِ وَقَدۡ خَلَتۡ مِن قَبۡلِهِمُ ٱلۡمَثُلَٰتُۗ وَإِنَّ رَبَّكَ لَذُو مَغۡفِرَةٖ لِّلنَّاسِ عَلَىٰ ظُلۡمِهِمۡۖ وَإِنَّ رَبَّكَ لَشَدِيدُ ٱلۡعِقَابِ

また、彼ら(不信仰者*たち)はあなたに、善よりも先に悪を(もたらすことを)性急に求める[1]。彼ら以前(の不信仰者*たち)にも確かに、懲罰が降りかかってきたというのに。(使徒*よ、)本当にあなたの主*は人々が不正*を行っても(悔悟するならば)、彼らにとってまさしく赦しの主なのである。そして本当にあなたの主*は(不信仰と迷いとアッラー*への反抗に固執する者に対し)、実に懲罰が厳しいお方なのだ。 info

[1] この「善」は無事、あるいは安全と善が望まれる、信仰のこと。「悪」は懲罰。彼らはひどい不信仰ゆえ、自分たちに懲罰を下すよう挑んだものだった(アル=クルトゥビー9:284参照)。家畜章57-58、戦利品*章32、ユーヌス*章50、フード*章8、夜の旅章92、巡礼*章47、蜘蛛章53-54、サード章16、相談章18、階段章1-2なども参照。

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7 : 13

وَيَقُولُ ٱلَّذِينَ كَفَرُواْ لَوۡلَآ أُنزِلَ عَلَيۡهِ ءَايَةٞ مِّن رَّبِّهِۦٓۗ إِنَّمَآ أَنتَ مُنذِرٞۖ وَلِكُلِّ قَوۡمٍ هَادٍ

また、不信仰に陥った者*たちは言う。「どうして彼(ムハンマド*)に、その主*から御徴[1]が下されないのか?」(使徒*よ、)あなたは警告者でしかない。そしていかなる民にも、(その)導き手がいる。 info

[1] この「御徴」は、ムーサー*の杖、サーリフ*の雌ラクダのような、目に見える奇跡のこと(ムヤッサル250頁参照)。

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8 : 13

ٱللَّهُ يَعۡلَمُ مَا تَحۡمِلُ كُلُّ أُنثَىٰ وَمَا تَغِيضُ ٱلۡأَرۡحَامُ وَمَا تَزۡدَادُۚ وَكُلُّ شَيۡءٍ عِندَهُۥ بِمِقۡدَارٍ

アッラー*は、いかなる女性が(胎内に)宿すものも、子宮が減じるのも、増えるもの[1]もご存知である。そして全ての物事は、かれの御許で(一定の)量に(定められて)ある。 info

[1] 「子宮が減じるもの」とは堕胎(だたい)や、通常の出産期間よりも早い出産のことを表し、「増えるもの」は通常の出産期間よりも遅い出産のことを指すとされる(前掲書、同頁参照)。

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9 : 13

عَٰلِمُ ٱلۡغَيۡبِ وَٱلشَّهَٰدَةِ ٱلۡكَبِيرُ ٱلۡمُتَعَالِ

(アッラー*は、)不可視の世界*と現象界[1]をご存知のお方。大いなる*お方、至高の*お方であられる。 info

[1] 「現象界」については、家畜章73の訳注を参照。

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10 : 13

سَوَآءٞ مِّنكُم مَّنۡ أَسَرَّ ٱلۡقَوۡلَ وَمَن جَهَرَ بِهِۦ وَمَنۡ هُوَ مُسۡتَخۡفِۭ بِٱلَّيۡلِ وَسَارِبُۢ بِٱلنَّهَارِ

あなた方の内、言葉を秘める者も、それを露わにする者も、夜にこそこそとする者も、昼に堂々とする者も、(アッラー*には)同じこと。 info
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11 : 13

لَهُۥ مُعَقِّبَٰتٞ مِّنۢ بَيۡنِ يَدَيۡهِ وَمِنۡ خَلۡفِهِۦ يَحۡفَظُونَهُۥ مِنۡ أَمۡرِ ٱللَّهِۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَا يُغَيِّرُ مَا بِقَوۡمٍ حَتَّىٰ يُغَيِّرُواْ مَا بِأَنفُسِهِمۡۗ وَإِذَآ أَرَادَ ٱللَّهُ بِقَوۡمٖ سُوٓءٗا فَلَا مَرَدَّ لَهُۥۚ وَمَا لَهُم مِّن دُونِهِۦ مِن وَالٍ

かれには、(人間の)その前と、その後ろに、アッラー*のご命令によって彼を守(り、その行いを記録す)る、交代番[1](の天使*たち)がいる。本当にアッラー*は、民の(恩恵に溢れた)状況を、彼らが自分たちの状況を(自ら)変える[2]まで、変更されることがないのだ。そしてアッラー*が民に災難をお望みになれば、それを遮るものは誰一人としてなく、彼らには、かれ以外にいかなる庇護者もいない。 info

[1] 人間には、その右側に善行を記録する天使*、左側に悪行を記録する天使*が一人ずつおり、またその前後には、彼を守る天使*が一人ずつ付いている。そしてこの四人の天使*は、朝晩に別の四人と交代して任務につく(イブン・カスィール4:437参照)。カーフ章17とその訳注も参照。 [2] 信仰から不信仰へ、アッラー*への従順さから反逆へと自らの状態を変えない限り、という意味(アッ=サァディー414頁参照)。戦利品*章53とその訳注も参照。

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12 : 13

هُوَ ٱلَّذِي يُرِيكُمُ ٱلۡبَرۡقَ خَوۡفٗا وَطَمَعٗا وَيُنشِئُ ٱلسَّحَابَ ٱلثِّقَالَ

かれ(アッラー*)はあなた方に、(あなた方が)恐怖と待望[1]を抱く稲光をお見せになり、(雨を湛えた)重厚な雲をお造りになるお方。 info

[1] 稲光には落雷の恐怖もあるが、それによって雨を期待することも出来る(ムヤッサル250頁参照)。

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13 : 13

وَيُسَبِّحُ ٱلرَّعۡدُ بِحَمۡدِهِۦ وَٱلۡمَلَٰٓئِكَةُ مِنۡ خِيفَتِهِۦ وَيُرۡسِلُ ٱلصَّوَٰعِقَ فَيُصِيبُ بِهَا مَن يَشَآءُ وَهُمۡ يُجَٰدِلُونَ فِي ٱللَّهِ وَهُوَ شَدِيدُ ٱلۡمِحَالِ

また、雷鳴[1]はかれ(アッラー*)への称賛*と共に(かれを)称え*、天使*たちはかれへの恐怖から(そうする)。そしてかれは稲妻を送り、彼ら(不信仰者*たち)がアッラー*(の唯一性*と御力)について議論している最中に、それでお望みになる者を撃たれる。かれは、御力[2]の凄まじいお方。 info

[1] 「雷鳴」については、雌牛章19の同語についての訳注も参照。 [2] ここで「御力」と訳した語「ミハール」には、「懲罰」「策略」などといった解釈もある(アル=バガウィー3:12参照)。

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