[1] この「善」は無事、あるいは安全と善が望まれる、信仰のこと。「悪」は懲罰。彼らはひどい不信仰ゆえ、自分たちに懲罰を下すよう挑んだものだった(アル=クルトゥビー9:284参照)。家畜章57-58、戦利品*章32、ユーヌス*章50、フード*章8、夜の旅章92、巡礼*章47、蜘蛛章53-54、サード章16、相談章18、階段章1-2なども参照。
[1] この「御徴」は、ムーサー*の杖、サーリフ*の雌ラクダのような、目に見える奇跡のこと(ムヤッサル250頁参照)。
[1] 「子宮が減じるもの」とは堕胎(だたい)や、通常の出産期間よりも早い出産のことを表し、「増えるもの」は通常の出産期間よりも遅い出産のことを指すとされる(前掲書、同頁参照)。
[1] 人間には、その右側に善行を記録する天使*、左側に悪行を記録する天使*が一人ずつおり、またその前後には、彼を守る天使*が一人ずつ付いている。そしてこの四人の天使*は、朝晩に別の四人と交代して任務につく(イブン・カスィール4:437参照)。カーフ章17とその訳注も参照。 [2] 信仰から不信仰へ、アッラー*への従順さから反逆へと自らの状態を変えない限り、という意味(アッ=サァディー414頁参照)。戦利品*章53とその訳注も参照。
[1] 「雷鳴」については、雌牛章19の同語についての訳注も参照。 [2] ここで「御力」と訳した語「ミハール」には、「懲罰」「策略」などといった解釈もある(アル=バガウィー3:12参照)。