[1] 「死体」「血液」「アッラー*以外の名において屠られたもの」については、雌牛章173の訳注を参照。 [2] この「それら」は、「絞め殺されたもの」以下を指す(ムヤッサル107頁参照)。 [3] 「立てられたもの」とは、崇められ、犠牲の血をかけられていた石のこと。一説には、その石の上で屠られたものではなく、それらの石のために屠られたもののこと(アル=クルトゥビー6:57参照)。 [4] ジャーヒリーヤ*において、人々は何らかを決意するにあたり、これらの賭矢などを用いた「くじ引き」に頼ることがあった。イスラーム*はこれを禁じ、その代わりに、アッラー*に決断の選択を乞う、「イスティハーラ」という特別な礼拝を定めた(イブン・カスィール3:24-25参照)。 [5] 「この日」とは、預言者*が他界する数十日前、彼が生涯で最初で最後に行った「別れのハッジ*」における、アラファの日(ヒジュラ暦*10年ズル=ヒッジャ月*第九日)のこと(アル=ブハーリー45参照)。 [6] この「罪に傾く」とは、必要もなく禁じられたものを食べたり、やむを得ない状態であっても、自分の必要を満たす以上のものを口にしたりすること(アッ=サァディー219頁参照)。 [7] 雌牛章173とその訳注も参照。
[1] この「善きもの」とは、健全な感覚が忌避(きひ)感や嫌悪(けんお)感を抱くことのないもの。あるいは、クルアーン*とスンナ*、及びそれらから導き出される類推(るいすい)により、禁じられてはいないもの(アル=バイダーウィー2:295参照)。 [2] ここには、同じ類(たぐ)いの鳥類も含まれる(ムヤッサル107頁参照)。 [3] アッラー*の御名を唱えるのは、狩猟を調教した鳥獣を放す時(前掲書、同頁参照)。
[1] この「食べ物」は、大半の学者の見解では、彼らが屠殺(とさつ)した生き物の肉のこと(アル=クルトゥビー6:76参照)。家畜章121も参照。 [2] いずれの場合でも、ここでは自由民女性のことを示すというのが、大半の学者の見解(アル=バガウィー2:19、ムヤッサル107参照)。婦人章25も参照。